
どちらかといえばちょっと面倒くさいな、くらいに感じている。
そんなふたりの距離感。
ところがある日、叔父のあるモノを目撃してしまったことで、佐々木夏美の心が波立ち、ふたつの大きな感情が同時にうずまくことになる。
嫌悪感。そして好奇心だ。
好奇心は忙しい旦那のせいで欲求不満を募らせている佐々木夏美の子宮を、じんじん刺激することになる。その刺激を嫌悪感が抑え込もうとする。激しい葛藤が胸のうちに充満する。
ところで目撃してしまったあるモノとは、当然これはエロ漫画なので……
叔父の熱く大きくそそり立った男根。
「近くを通ったから寄ってみたよ」
そんなことを言いながら愛の巣にひょっこり現われた叔父のあつかましさとセクハラ攻撃に、佐々木夏美はイライラ。満たされない者同士でセックスしようと提案され、取りだされた巨大な男根にムラムラ。
「もう帰ってください」
佐々木夏美は非常識な言動をかましてくる叔父を追い払うが、あっさり引き下がられてちょっと肩透かし気分。ムラムラは募り、叔父の男根を、その高いカリを、思い出してオ○ニーしてしまう。そして自己嫌悪に襲われる。
この作品は、イライラとムラムラのスイッチが同時に入っちゃった欲求不満な人妻さんの、うらはらな心と体の反応がエロかわいい物語。
Iris art・佐々木夏美の子宮が堕ちた日
サークル名:Iris art(アイリスアート)
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【FANZA(DMM)】
佐々木夏美の子宮が堕ちた日
【DLsite】
佐々木夏美の子宮が堕ちた日
作品形式はフルカラーの漫画。
登場人物
佐々木夏美(31)・主婦
佐々木達彦・夏美の夫
佐々木裕二(54)・義理の叔父
女性視点のモノローグでうらはらな心を表現
基本的に夏美さん視点でストーリーは進み、モノローグ(心の声)も夏美さんメインの作品。言葉に出して、あるいは心の中で、彼女はあくまで叔父を拒否します。
『帰ってください』
『失礼ねホント』
『最悪よ、こんなオヤジに……』
『愛してるのはたっくん(旦那)だけだから…』
『絶対バカだこの人ッッ!』
なのに体は叔父のなすがままになってしまうというギャップ。イヤよイヤよも好きのうち、じゃないですが、快く思っていない叔父の巨根とテクニックにメロメロになっていく夏美さんの様子がかわいい。
余談ですが
ほんの数か所、叔父のモノローグが入ります。
そこで興ざめしてしまうことはないですが、叔父の心中は読者の想像に完全にまかせて、どうせなら最後まで夏美さんのモノローグだけで通して欲しかったかな。特に有効に機能しているようには感じなかったので。
それと義理の叔父というのが関係性としては少し複雑ですね。義父でよかった気がします。
叔父はひょうひょうと淫語責め
叔父は叔父でひょうひょうとしたキャラ。
ひょうひょうと家に上がってきて、夏美さんを挑発して、コトに及ぶとひょうひょうと淫語責めして、嘘をついて惑わしたり。おかげで夏美さん、恥ずかしいやら気持ちいいやらで振り回されっぱなし。
注意点
画力と塗りで圧倒する、というタイプの作品ではないので、とにかく美麗な絵を求める人はサンプルを見て慎重に検討した方がいいでしょう。画力が高いとは正直……
基本的にはキャラとじっとり責められる展開重視の作品です。
最後に
叔父は悪意のかたまりのようなキャラではなく、キモく描かれてもいません(おっさん嫌いならどうしようもないですが)。イタズラがすぎて夏美さんの反撃を受けるシーンなんかもあり、ふたりのかけ合いは楽しく、一方的な鬱展開には至らないのでその点はご安心を。
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佐々木夏美の子宮が堕ちた日
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