欲求不満妻、玲奈さんのエッチな朝活

 

あらすじ
中里玲奈は欲求不満の人妻だ。パートをしている彼女は朝、俺とエッチな朝活をしてから職場のコンビニへ向かう。

 

エッチな朝活

夜明けにうずく女がいる。

 

彼女はカギを開けておいた俺の部屋にするりと入ってきて、俺が寝ている布団に潜り込んでくる。

深い眠りの中にいる俺にぴったりと身体を寄せ、頭を胸に乗せる。サラリと長い髪が広がり、同時にシャンプーの甘い香りが漂い始める。俺の眠りはまどろみのステージにまで引っ張り出されてしまう。

 

「うーん、おはよう……」声をしぼり出すと、

「今日もきたよ」当たり前のように彼女が答える。

「今…何時?」と俺。

「4時半。1時間くらい、できるよ?」

 

彼女の手が俺の胸を優しくさすり始める。それで俺はもう1度、眠りの中に戻りかけるが、彼女がそれを望んでいないのは明らかだった。

首筋にクチビルが押しつけられる。ハァ、と耳元で温かい息を吐かれる。時折、白くて細い指先がTシャツの上から乳首に触れる。

彼女は俺の身体を熟知しているので、そうすることは簡単だ。甘い刺激を重ねられれば、覚醒へと向かわざるを得ない。

 

「55分くらい、できるよ?」

「昨日飲み会で寝るの遅かったんだ。今日は勘弁してくれ」

 

聞き分けのない俺を彼女は決して許さない。

 

胸をさすっていた手がTシャツの中にもぐりこんでくる。直接乳首をこねくり回され、Tシャツをたくし上げられ、今度は舌を使う。乳首を舐められる。たっぷりの唾液を含ませた唇でチュパチュパ音を立てて吸われれば、「うう…」思わず声をもらしてしまう。

 

そして空いた手が、少しずつ下半身に降りてくる。みぞおちを通った指は、ヘソの周りを何周かして、やがてジャングル地帯に達する。シャリシャリとかき回されて、さすがにたまらない気持ちになってくる。

 

「焦らし…かよ……」

「もう49分くらいしかないよ?」

「起きる! 起きるから握ってくれ!」

 

彼女は俺のうったえを無視して、俺の下半身に頭を移動させた。そしてパンツごとズボンを脱がして、ぱくり。

まだ、くったりしていたイチモツは、ふいに温かいものに包まれてびっくりしたのか、みるみる膨張していった。

 

「ぐぅ……!」俺は思わずうめき声を上げる。

 

彼女の口の全部が元気に活動を開始する。舌がエラにねっとり絡みついたかと思えば、裏筋を幾度も往復する。その次は尿道の先だ。チョンチョンとつつき、また、エラに戻って絡ませてくる。

激しさはどんどん増すばかりだ。亀頭を頬にグリグリと押しつけながら、時に歯を当ててくる。突然の固い刺激に、俺の身体はビクリと反応する。

 

「や、やべえ…うぅ…」

 

彼女の頭が上下に動き出す。その柔らかい唇が、血管が浮いているだろう肉棒を何度も往復し、ジュプ、ジュポ、とイヤラシイ音を立てた。彼女は唾液の分泌量が多い。 

俺の下腹部は早くも爆発的快感の予兆に震えだす。そんな俺の変化を察知した彼女は、ジュルル、と思いっきり吸い上げてから口を離した。

 

――おい! 寸止めやめろ! 

 

と、声を荒げそうになるが、こんなことはもう毎度のことだ。彼女が求めているのはギブ&テイク。奉仕活動ではない。俺だけが満足することを決して許さない。

 

なぜなら彼女は、欲求不満な人妻だからだ。旦那は朝4時に出勤するトラックドライバー。生活感のすれ違いが甚だしいとなげいている。もう何年もセックスレスだと憤慨している。

彼女は旦那を送り出してから俺のところにやってくる。そしてコトを終えると、近所のコンビニに向かう。パートとして働いているからだ。

 

「あと41分。早くしてくれる?」

 

若干苛立っている彼女の名前は中里玲奈。俺が玲奈と出会ったのは、三ヶ月前のことだった。

 

玲奈との出会い

その日、休日だった俺は早起きしてランニングウェアに着替えた。もちろんジョギングをするためだ。毎朝走ろうと決意したのは会社の健康診断で結果が芳しくなかったから。ウェアもシューズも新調して気合いが入っていた。

 

しかし運動不足だった俺は走り出して1分で息が上がり始め、3分後には足がつりそうになり、5分後には実際に足がつって転んだ。体中が痛かった。当然、そのまま走ることなんてできなかった。

 

早くもまとわりついてくる挫折の気配を振り払いながら、俺はコンビニに向かった。とりあえず水分補給をしようと思ったのだ。

 

ペットボトルの水と、今日だけと言い聞かせながらチョコたっぷりのエクレアを買い、店を後にしようとした時に、大丈夫ですか? と声をかけられた。振り返ると青いストライプの制服を着た中里玲奈がいた。

 

「あの、血が出てますけど大丈夫ですか?」

 

玲奈は心配そうな表情で俺の肘のあたりを指差していた。見るとウェアが破け、すりむいた肘から血が出ていた。

 

「あ、まじかぁ……」

「痛そう」

「痛いです。傷も痛いですけど、このウェア買ったばかりなんです」

 

笑った方がいいのか悲しんだ方がいいのか分からない、という複雑な表情を浮かべながら玲奈はバンドエイドを差し出してくれた。消毒液買っていきます? と商売っ気も忘れなかった。

 

「バンドエイドはいくらです?」

「ただですただです、私物です、差し上げます」

「消毒液は家にあるから大丈夫ですけど、美人ですね」

 

引かれるかな、と思ったけど玲奈は笑った。

 

「またまたー。バンドエイドくらいで、そんなのいいですよ」

 

イケメンでもなければ金持ちでもないお腹ぽっこりの俺だが、物怖じしない、調子に乗りやすい性格ではあった。

 

「本当です。ほら、最近人気出てきた女優のよしだまりえ!」

「ちょっと止めてくださいよ。おこがましいですから。ファンの人に聞かれたら怒られちゃいますから」

 

玲奈は恥ずかしそうではあったが、同時に嬉しそうでもあった。爽やかな早朝によく似合う美しい笑顔だった。口に出してみなければ何事も始まらないのである。出会いがあってナンボ。臆してはいけない。

 

その時点では、俺は挫折しなかった。

 

人妻と昼飲みから

玲奈に会うためにほぼ毎朝走った。接客中で会話できないコトもあったが、1週間後には目で挨拶ができるようになった。1ヶ月後にランチを共にして、その半月後には朝から開店している居酒屋へ飲みに行った。

 

「ちょっと最近、旦那に対する不信感が強くて…あ、こんな話聞きたくないよね」

「そんなことないよ、続けて」

 

余計な口は挟まず、厚かましいアドバイスはせず、旦那の愚痴を丁寧に聞いた。

 

「俺なら玲奈さんみたいなキレイな人、絶対泣かせたりしないのに」

 

いい感じにお互い酔っ払った頃、俺はそんなことを言った。嬉しい……、と彼女は瞳を潤ませた。居酒屋を出てラブホテルへ直行した。平日の昼間なので、休憩タイムは3時間4500円と安かった。よがり声が大きな女だった。

 

そうして今ではすっかり朝活が2人の新習慣になり、俺は走らなくなった。

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