『カラミざかり 2&3』性の暴走、嫉妬、そして君への想い。完結。

 

大ヒット同人作『カラミざかり』の2巻および3巻について。

 

NTRとして1巻がほぼ完璧なクオリティだったので続編は制作に苦労するだろうな、と思いながら読み進めました(完結編を読まないと判断が難しかった)。

 

エロではない青春ストーリーならかえって色々な展開を思いつきそうですが、

エロ漫画ですからね。

当然エロシーンを中心に話を組み立てなくてはならない。

逆にそれが大きなカセとなってしまいそう。

 

はたして主役のふたりは体を重ねることになるのか。

あるいはすれ違い続けるのか。

ヒリヒリと胸が焦げつきそうなNTR要素を維持できるのか。

まったく別の方向に発展するのか。

 

一般作でも大ヒットした映画の続編って勢いを失うことが多いので、そういった意味でも興味津々でした。(パート①よりパート②の方が面白かったのって『ミッション:インポッシブル』が真っ先に思い浮かびます)

 

『カラミざかり』はと言うと……(NTRはオチも超重要なので当レビューではオチを明記していません)

カラミざかり2&3・概要

設定価格:1、430円(②と③は同価格です)
サークル名:桂あいり

 

【FANZA(元DMM)】

カラミざかり2

カラミざかり3

 

作品形式は漫画。FANZA同人では白黒です。3巻まで発売されていて、それで完結しています。

 

パート2のおさらい

主人公のふたりはセックスをするのか、というのが最大の焦点だった2巻目。

ヤルのかヤラないのか、

というより山岸高成(こうせい)は飯田里帆にヤラせてもらえるのか。あるいは山岸高成が拒否するという展開も考えられる。好きだからこそ手を出せない切ない男心。

 

しかしここの部分、結論から言うとヤリます。

 

「俺とじゃイヤなのでは……」という山岸高成の多少の葛藤はありましたが、わりとあっさりヤったなという印象。

ヤラずに痛い青春として結末へ向かっていく手もあったように思えますが、3巻でNTRとして完結することを考えるとやはりヤラないわけにはいかないでしょう。肉体を交じり合わせたあとの、正真正銘のネトラレ。

 

戸惑いがちに乳首をクリクリし合うシーンがエッチでかわいかった。もうセックスのことしか頭にない4人。

不良に襲われる

しかしふたりが体を重ねたのち、大展開しすぎかな? という局面に達する。

 

夏。お祭り。浴衣。肝試し。稀少な青春時代の心華やぐ季節さえ、主人公の山岸高成を苦しめる装置としてしかはたらかない。

 

肉体的快感を覚えたばかりの4人は、お祭りのときも神社の境内で貪り合ってしまう。すると山岸高成の友人であるボウズ頭の先輩たちと鉢合わせ。

不良だ。

彼らに飯田里帆と智乃は襲われる。山岸高成の目の前で。

 

入る。

入っちゃう。

不良の反り返ったイチモツが。飯田里帆の体内に。肉の裂け目から。山岸高成は気が弱いのに止めに入る。好きな女がイヤがっている。殴られても立ち上がる。さらにボコられる。もうダメだ。ヤラれてしまう。しかしギリギリのところで智乃の悲鳴が人を呼ぶ。

 

このことがきっかけで4人の距離感に変化が起きてしまう。なんとなく会わなくなってしまった夏休み。

ジェラシーの連鎖

しかしその後も(山岸高成にとっての)受難は続く。

飯田里帆と智乃は心霊スポットでの肝試しにふとしたきっかけでおもむくことになる。今度の相手はチャラ男。大学生。爽やかイケメン。

残念ながら今度はガッツリやられる。山岸高成の感知しないところで……

 

男にとって強大な敵。つまりフィジカルや頭脳、ルックスで勝てない相手に好きな女がヤラれる苦痛。それがむしろNTRの真骨頂。激しいジェラシーが重要なのだ。

 

とはいえちょっと散らかってしまった印象の第2巻。

そしてカラミざかり3で完結へ

3巻目は見開き2ページ目から、

セックス。そしてセックス。ひたすらセックス。

すごい。

爽やかイケメンと飯田里帆、智乃による3人プレイシーンが続く。ずっと続く。見開きで46ページまでずっとセックス。言葉も交わさず粘膜を舐め合い、汗まみれ汁まみれ。穴という穴を広げたり塞いだりの連続。

 

そしてここでもジェラシーが生まれる。

智乃の心の中だ。爽やかイケメンは智乃より飯田里帆を気に入ったようだ。智乃はないがしろにされてしまう。このジェラシーが智乃の心にイジワルな気持ちを芽生えさせる。それが山岸高成をまた苦しめることになる。

もっともNTRらしい展開に収束

しかし。

このときの智乃の行動がNTRをNTRたらしめる展開へとつながることになる。山岸高成は自覚したのだろう。自分の心身の反応がもう普通じゃないことを。

 

いつだって感じている。飯田里帆の存在を。他の男に犯され、よがり狂う大好きな女の存在を。

 

肝心な部分なのでこれ以上はここで明記できませんが、

希望にあふれた終わり方ではありません。

救いもなしと言えばなし。

ただ、結果として色んな男に体を開きすぎる清楚系ビッチ(ビッチにも程がある!)を好きになってしまった不運は山岸高成の性癖をゆがめてしまった。

 

ああ、やっぱりしんどい。

青春時代に好きで好きで好きでたまらなかった女の子が飯田里帆みたいなビッチだったと想像したら――

 

あるでしょう?

誰だって苦しい恋のひとつやふたつ……

 

NTRとしての(主観的な)結論。1巻は◎◎◎、2巻は△、3巻は◎

最後に

3巻だけ読んでも存分に楽しめないと思います。2巻からでも厳しい。

エロシーンだけでいいなら『カラミざかり』にこだわる必要はありません。AVを観ればいいと思います。読んでいないなら1巻からを強く推奨します。それで作品を嫌いなれば続編読まずに済みますし。

 

それでも『カラミざかり』はNTRの最高峰だと断言します。今後10年20年売れ続けるでしょう。

 

【FANZA(元DMM)】

カラミざかり2

カラミざかり3